ブログ 更新日:2024.07.26 (金)
  安川病院では、入院患者様がより快適・安全にお過ごしいただけるよう、入院病棟すべてのベッドに自動フィッティングマットレス「BELIEVE®」(株式会社モルテン)を導入しました。
  
   
  「BELIEVE®」は、患者様の寝返りの頻度を測定し、患者様の身体の状態に合わせた圧対策を行う、自動運転のマットレスです。
  
  従来は、患者様の状態に適したマットレスを選定し、状態が変化した際は入れ替える必要がありました。
  ・自分で離床ができる人 /寝返り頻度<多> /程よい硬さと体圧分散性
  ・介助があれば離床ができる人 /寝返り頻度<少> /高い体圧分散が必要
  ・寝たきりの人 /寝返り頻度<無> /高い体圧分散・除圧が必要
  「BELIEVE®」は、自動で圧対策を行うため、1台ですべての状態の方が快適にご使用いただけます。
  
  その他の特徴
  ・マットレスの背を上げた時の自動圧抜き機能
  ・安定した端坐位やケアをサポートする安定支持フォーム 等
  
  【参照サイト】
  【自動フィッティングマットレス】ビリーブ,株式会社モルテン 健康用品事業本部,2024-7-26.
  入院中はベッド上で過ごす時間が増え、同じ部位に長時間圧力がかかり続けると床ずれ(褥瘡)が出来やすくなります。特に当院は、高齢の患者様や安静が必要な患者様といった高リスクの方が多く、褥瘡予防には強い思いがありました。褥瘡予防のためには、栄養や体位交換の援助、スキンケアなど、様々な取り組みが必要であり、高性能なマットレスの導入もその一環です。
  
  安川病院では、今後も快適・安全な療養環境をご提供できるよう取り組んで参ります。